ポイントタグ機能
ポイントタグとは、テキストファイルで書かれたX座標、Y座標のリストに対して瞬時にその場所を画面表示させることができる機能です。XYの座標の他にZ値とタグ(コメント等にも)を表示が可能です。
業界的に良くあるシチュエーションですが、エラーリストなどはXY座標が出力されている事がまだまだ多く、それをいちいちデータ変換してGISに取り込む・・・という行為は非常に面倒でスマートではありません。

しかし、このポイントタグの機能を使えば、ドラッグ&ドロップでファイルを置くだけでポイントシェープとして取り込まれます。ポイントシェープとして取り込まれたポイントは、通常の検索結果と同じようにジャンプ表示させることができますので、何か第三者さまや、エンドユーザーさま、オペレータさまなど、情報共有という意味で非常に役にたちます。

(例)サンプル既存のデータ


ポイントタグデータが読み込まれたところ


ダブルクリックによってジャンプ表示されたところ


ジャンプ表示は設定した縮尺の通りの拡大率で表示させることができます。

フォーマット仕様
カンマ「,」で区切って次のように列記します。また、行頭に「#」記号をつけるとその行はコメントとして読み飛ばされます。

X座標,Y座標,Z値,タグ(ラベル)

(例)
#X座標,Y座標,Z値,ラベル
-44764.267,-139583.323,0.000,1の情報
-42244.930,-139606.868,0.000,2の情報
-41891.752,-141973.161,0.000,3の情報
-41891.752,-141973.161,0.000,4の情報
-39007.465,-140525.131,0.000,5の情報
-36900.169,-140548.676,0.000,6の情報
-37276.892,-141843.662,0.000,7の情報
-38359.972,-142962.059,0.000,8の情報
-39348.870,-144186.410,0.000,9の情報
-40643.856,-143633.097,0.000,10の情報
-41420.848,-144174.637,0.000,11の情報
-41997.705,-145387.215,0.000,12の情報
-44034.365,-145681.530,0.000,13の情報
-43634.097,-143833.232,0.000,14の情報
-45152.763,-143350.555,0.000,15の情報
-45317.579,-142867.878,0.000,16の情報
-36040.769,-143762.596,0.000,17の情報
-35357.958,-142432.292,0.000,18の情報
-35875.953,-140372.087,0.000,19の情報
-37206.257,-139724.594,0.000,20の情報
-39878.637,-139183.054,0.000,21の情報
-42315.566,-138994.693,0.000,22の情報
-43351.555,-140007.136,0.000,23の情報
-40961.717,-144080.456,0.000,24の情報
-40514.358,-145905.209,0.000,25の情報
-37641.843,-145905.209,0.000,26の情報
-37477.027,-146799.927,0.000,27の情報
-38913.284,-146894.108,0.000,28の情報
-39136.963,-146011.163,0.000,29の情報
-35428.594,-145245.944,0.000,30の情報
-35216.687,-146788.155,0.000,31の情報
-41774.026,-147211.968,0.000,32の情報
-43669.415,-147317.922,0.000,33の情報
-35063.643,-143044.467,0.000,34の情報
-42233.158,-140866.536,0.000,35の情報
-43987.275,-141243.259,0.000,36の情報


タグ内容を表示
読み込まれたポイントタグはレイヤー設定が可能ですので、プロパティダイアログからラベル表示させる内容を指定できます。

属性としてタグラベル部分に該当する「TAG」というフィールドを設定します。



※タグラベルの内容を表示させたところ

 
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