あれれ、ここは他のフォーラムの発言が勝手に
転送されてくるのでしょうか。
: 横からすいません。
: 書いてある”タイプライブラリ”なるものはよく分からなかったのですが、ごんたさんのお話だと必要なことのようですね。
:
: 気になってベントレーに問い合わせたところ、即答はありませんでした。
: もし回答があればアップさせていただきます。
タイプライブラリは、OLEオブジェクトを扱う場合、
そのオブジェクトに関する構造や定数などの宣言が
どのようになっているかを示すもので、VBでも
参照設定で取得できます。
つまり、タイプライブラリがない場合、なにかのオブジェクト
を記述したとき、そのスペルが間違っていてもコンパイルエラー
にしようがありません。そのオブジェクトがどのような関数や
変数を持っているか、コンパイラがわからなければエラーの
出しようがないのですから、当たり前のことですよね。
この場合、実際にそのオブジェクトを実行してみないとエラー
かどうかの確認ができないのです。これでは、ちょっと大きな
プログラムを作ろうとしたときに、すべてのコードが実行されない
とエラーの確認ができないので、デバッグに必要以上の時間を
必要としてしまいます。
そこで、タイプライブラリによって、コンパイラはコンパイル
する時点でエラーの確認をしたり、コード支援などで、オブ
ジェクト名の後に、利用可能な関数リストがヒントのように
出すことができるようになります。
まともな開発環境がOLEを提供するのなら、タイプライブラリ
を付属するのは当たり前だとわかってもらえますか?
それから、タイプライブラリは、実行ファイルと別になっている
こともありますが、実行ファイルに含まれていることもあります。
あやしいものをチェックして、タイプライブラリが含まれている
か、確認してみたらどうでしょうか。
ちなみに、拡張子には、*.TLB, *.OLB, *.DLL, *.OCX, *.EXE
などがあります。*.TLB, *.OLBは、タイプライブラリそのもの
ですが、その他は含んでいない場合もあります。
確認の仕方は、Delphi5 なら、メニューの「プロジェクト」の
「タイプライブラリの取り込み」がもろそれです。
: 使いこなす人から見るとAutoCADとMicroStationではカスタマイズ環境には差があるってことなのでしょうか
気になったのでMicroStationがどんなカスタマイズがあるか
見てみましたが、BASICだけのようですね。
これでは、十分なカスタマイズができないのもわかります。
AutoCADのカスタマイズの最高峰は、ObjectARXというもので、
OLEなどではなく、AutoCADと直接リンクされたオブジェクト
を扱ったり、AutoCADそのものを変えられるほど広範囲なカスタ
マイズができます。AutoCAD のCOMは最近追加されたもので、
カスタマイズ初心者が扱いやすいようにしただけで、これだけ
しか方法がないというものではありません。
ちなみに、私の「AutoCADを外部から操る」というのは、ObjectARX
でも、AutoCAD COMでもありません。それだけ、カスタマイズの
手段は豊富にあります。
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