大量の資料のパンチングも、図形化が必要な座標データ入力も!!
大量の資料入力でお困りではありませんか? 確かに人員は必要ですが、ひたすら単純入力を行うよりも入力ツールを併用することで、初歩的なエラーを防げます。また、 作業者からのフィードバックを行うことで省力化・高速化といった効果が得られます。
たとえば、ラインとしては存在し、文字には存在しない設定があった時に、文字に存在しない設定で文字要素が入力されていたりすると、 単純なレイヤ名の検査では検知できず、発見に苦労することがあります。 目視検査は前提として大変重要ですが、これを補完するものとして有用です。
検査結果はテキスト形式のリストで出力します。
手書きで、フォーマットもバラバラな建築調書数千枚のデータパンチの実例です。用意された入力用のツールの動作が遅く作業効率が悪かったため、 入力用のツール開発を行いました。
必要な項目を洗い出し、バリエーションの少ない項目は選択式にし、一度入力した内容を次回以降の入力候補とするなど入力補助の機能を充実させました。
最終的に当初の作業方式と比較して数倍~十倍ほどの入力速度となりました。
異動通知書の求積表から筆界を作成します。CAD上で座標値から形状を入力していく方法もありますが、先に座標値をパンチ入力してからポリゴンデータとして出力します。
この入力ツールを使用した手法の利点として、座標値を入力したと同時に形状のプレビューと面積値の計算結果を確認できることにあります。
入力と同時に筆形状が目で見えるので、CADの知識がない人でも求積表を高精度で入力することが可能になり、分業化・高速化に有効です。