下水道施設入力補助ツール群

~従来のやり方にこだわらない下水道施設入力~

従来の下水道施設入力では、図形はCADなどで入力し、それにユニークキーなどのリンク番号を付与、関連付けて テキストデータを用意して別々に情報を持たせていました。そして後から属性データ発生プログラムなどで一気に出力していましたが、 このやり方では属性データ、図形データが完成するまでプロット出力も行えず、間違いは出力してから発覚するという厄介なものでした

本ツール群では属性情報と図形を同時に入力し、レイアウトもそのときに設定します。つまり、 入力して発生してから「この位置はよくない」などという事ではなく、入力オペレータが原稿図の通りに、 あるいはレイアウト上ベストな位置に配置することが可能です。

マイクロステーション特徴を活かしたダイナミックアップデート(マウスの動きに合わせて)でどこに配置するかを決定できますので 視覚的に確認しながらの作業が可能です。もちろん個別に設定したセルなどを入力するカスタマイズ設定も行えます。

人孔の入力ツール

人孔番号及び地盤高と引出線のレイアウトを確認しながらの同時入力が可能に!
常に人孔番号が人孔に近い側に表示されるよう配慮されています。

管渠の入力ツール

管渠番号、地盤高、延長など表現が必要な要素のレイアウトと入力を同時に行います。
旗揚げ線の方向、上流側下流側の指定など属性を連動させつつレイアウトを自在に変更する機能が組み込まれています。

図形入力、属性入力、レイアウトが一気に完成

これらのツールは入力時に属性データも設定し、それらを図形キーなどによりグループ化します。
図形と属性がここで一気に完成し、最終的な導管フォーマットへ持っていくための準備もできているということです。
完全にデータパンチ入力をなくすというのは難しいかもしれませんが、 少なくとも「手間」という面では確実に少なくなっています。 現在お使いになっているシステムにご不満のある方は是非とも当システムをご検討ください。

動作環境

MicroStation V7(95,SE.J) が快適に動作する PC 環境

その他

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