■はじめに
誰でも自由に使用できるOpenStreetMapですが、通常はウェブサイトへアクセスしてその情報をブラウザ等に表示して利用しますが、現在では公式サイトからベクトルとしてダウンロードが可能になりました。
そのベクトルとしてダウンロードしたファイルは拡張子が「.osm」というファイル名が付き、内部フォーマットとしてはXML形式になっています。GIS Matildaではそれを表示して利用することができ、内部ではレイヤコンパウンドベクトル(複数の異なる型のベクトルデータが混在している状態)として1レイヤーで扱うことができます。
■ダウンロード方法
OpenStreetMapの公式サイトから検索キーワード等で目的の場所を表示できます。
出力範囲を示す矩形の緯度経度が表示されますので、エクスポートボタンを押して保存します。
Matildaで表示(ドラッグ&ドロップで置く等)するとコンパウンドベクトルとして表示されます。データパネルや検索等、通常のベクトルと同様に扱うことが可能です。
GoogleMapほどまだ詳細ではないものの、それらしく名称等も入っています。