■はじめに
ユーザーファイルストアは、SQLite形式のデータベースの中にGISで使うためのファイルを保管するところです。写真や文書ファイルなどバイナリー形式でデータベースのテーブルに保存します。保存されたファイルは各種ツール等から呼び出して利用したり表示したりできるようになります。等にウェブ版として利用するように場面では無防備にウェブ上のフォルダに置いておくよりもテーブル化して検索や削除を駆使して完全性とともにマネジメントされている方が安全です。
GISウィンドウ上の図形をクリックして関連するストアファイルを呼び出したり表示したりというような場面でも非常に強力な役割を果たします。
■起動方法
メニューバーの「ツール(T)→ユーティリティ(U)→ユーザーファイルストア(U)」を選択すると、専用ダイアログが表示されます。
■各種設定値の説明
仕組みとしては非常に安全です。データベーステーブルでいうSQLiteを使っており、ファイル名、タイムスタンプ等を確実に保存し、BLOB型で書き込み/読み込みを行います。当然ですがその他のSQLiteをサポートするアプリケーションでもアクセスすることが可能です。
ファイル(F)
データベースの新規作成(N)や開く(O)、最適化(V)、エクスポート(E)などがあります。名前の通り写真やファイルをエクスポートして復元したりできます。
ファイルを指定して追加
データベースに追加したいファイルを指定します。クリックするとファイル選択ダイアログが表示されますので、マウス等で選択します。複数のファイルを同時に選択することも可能です。
フォルダを指定して一括追加
指定するフォルダのファイルを一括で取り込みします。
削除
現在選択をされているファイルを削除します。画像のサンプルでいうと"image_16843521.JPG"というファイルが現在選択されており、その写真がフォームの下半分に表示されています。