GoogleMapとの連携
GIS MatildaではGoogleMapと双方向の連携して利用することができます。
GoogleMapの機能である、歴史深く蓄積されたビックデータと地図データを使い、住所検索やストリートビュー、航空写真の表示などを使うことができます。
使い方はメニューバーから「ツール(T)→GoogleMapシンクロ(S)」で起動します。

具体的には別ウィンドウが起動して、GIS MatildaからGoogleMap,GoogleMapからGIS Matildaの対応する場所をマーキングできます。

初めて使うとき
GIS Matildaで初めてGoogleMapの機能を使おうとすると、次のようなダイアログが出てきます。

これは、GoogleMapを認識させるためのフラグ立て登録処理で1度だけ実行する必要があります(実行後、次回以降は出てきません)

※この登録処理で情報をレジストリに書き込まれます。

座標系の設定
連携させたいGIS側の地図の情報を設定タブから設定します。

大きくは座標系が「緯度経度」か「平面直角」かを選択します。
平面直角座標の場合は、GIS側の地図に相当するEPSGコードの設定が必要です。
世界測地系や日本測地系のコードが割り当てられていますので、正しく設定してお使いください。

一般的な使い方
座標系やEPSGコードが正しく設定されていると、GoogleMap側をクリックすると、Matilda側のどの場所に相当するのかをマーキング処理します。

また「GIS側を指定してマーク」というボタンをクリックして、Matilda側のビューウィンドウをクリックすると、GoogleMap側の相当する座標にマーキングをしていきます。

GoogleMapについたマーキングはこのボタンでクリアできます。

Googleが提唱するライセンスについて
2018年7月よりGoogleの利用規約に変更があり、各種アプリからGoogleMapを使用する場合はAPIキーの取得が必要になりました。
サービス名はGoogle Maps Platformというものになります。APIの取得自体は無償ですが、無償としての使用量は制限されており、APIキーはGoogleアカウントにリンクされており、アカウントは毎月200USD分が無償枠で提供されます。

とりあえずは当社がサンプル分として申請して取得したAPIキーが組み込まれております。
毎月200USDの無償枠では、月に約28000回の地図表示に制限されますが、GIS Matildaを試用で使ってる方々全員ですからねぇ・・・という事で、しばらくは試験的に当社が試用版として公開しておりますが、あまりにもアクセス数が多いときは現在のAPIキーは停止する可能性があります


現在は、赤枠で囲っている分を有効にしています。

サンプル的にはある程度使えるような機能を盛り込んでいます。
ただ、現実的にはご自分のAPIを取得して利用するようにお願いいたします。

APIキー等の設定場所
GoogleMapを利用するためのAPIキーの情報はiniファイルに記述されております。もしご自分専用のものを取得された場合は、Matilda.ini(32bit版)、Matilda64.ini(64bit)版のそれぞれ 次の赤文字の箇所を変更してお使いください。

[GMSync]
GMSync:Top=508
GMSync:Left=252
GMSync:Width=1024
GMSync:Height=700
GMSyncAPIキー=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
GMSync開始緯度=34.709031
GMSync開始経度=135.530435
GMSync開始ズーム=18
GMSync:EPSG=2449

 
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