属性編集機能の説明
属性編集機能は表示されているデータ情報に変更を加える機能です。
GIS Matildaではシェープファイルの属性データ(DBF)やsqliteの属性項目を編集することができます。

属性編集ダイアログの起動
ある地図データの1つの要素をクリックした時に表示されるサンプルですが、この中の情報の変更が可能です。

編集を開始するときは下部の「属性編集」ボタンをクリックします。
オプション設定で指定していれば、図形をダブルクリックすることでも属性編集ダイアログをオープンします。

属性編集ダイアログ

属性編集ダイアログでは「内容」の部分を変更可能です。
ここで変更したあと、ダイアログ上部の「保存して閉じる」ボタンを選択することで更新されます。
保存を中止したい場合は「閉じる」ボタンをクリックします。

2バイト文字(日本語)がラベルに存在する属性ファイルの編集
本来、シェープ形式の属性ファイル「*.dbf」ファイルのラベル(フィールド名)には2バイト文字を使用することはできません。(SHP形式の仕様がそうなっています。)
しかし、現実問題として「*.dbf」ファイルのラベルに2バイト文字が使用されているケースが多々あります。

GIS Matildaでは2バイト文字を扱うために、マルチバイトフィールド名設定ファイル(*.shp.fld)を採用しています。
これは「*.dbf」ファイルのラベルをASCII文字に置き換えた上で、ラベルの対応リストを記述したものです。
2バイト文字がある属性ファイルを編集した際に自動的に行われます。

図:置き換えられたラベル

図:「*.shp.fld」の対応記述

なお、Matilda上では「*.shp.fld」を解釈し、本来のラベルで表示します。
図:Matilda上での表示

このままではフィールド名が変わったままになってしまいますので、 別のシステムで使用する場合には、最終的にDBFファイルのラベルをもとに戻す必要があります。
Matildaにはこの機能が用意されています。
メニューのツールより「シェープDBFラベル変換」を選択します。



実行すると出力先にラベルが変換されたシェープファイル一式が出力されます。
少し手間ですが、Matildaは国際標準に合わせるよう開発しておりますのでご了承ください。

 
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