最短路探索(近道検索)
読み込まれているレイヤーを使って出発点から到着点までの最短路探索を瞬時に表示する機能です。

世に出回っているCADやGISでは実際に結果を見るまでに非常にややこしい設定が必要ですが、このGIS Matildaではネットワーク(ノード接続)構成で作られたレイヤー1つで探索結果を表示することができます。


使い方
メニューバーの「計測(M)→最短路探索(S)」をクリックするとダイアログが表示されます。

レイヤー名とフィールド名を選択したら、出発キーと到着キーをそれぞれ入力します。これらのキーはレイヤーの属性として入力されている値です。

その指定するキーを属性として持つラインデータの中心から中心までの距離で探索をします。

探索に使うレイヤー名
最短路探索の対象にするレイヤー名を指定します。
頂点同士で接続されている必要があります。
二箇所指定で探索
※開発中です。使用できません。
対象レイヤーから図形を2つ選択して、出発キーと到着キーを設定します。
データキーで探索
対象レイヤーの出発キーと到着キーを直接指定します。
探索に使うフィールド名
対象とする図形を指定するために使用するフィールドの名称を設定します。
出発キー
一致するフィールド値を持つ図形を起点とします。
到着キー
一致するフィールド値を持つ図形を終点とします。
経路線が画面にフィットするように全体表示する。
最短経路を計算後、経路全体をビュー内で最大表示します。
 実行すると、出発キーで指定した図形と到着キーで指定した図形を結ぶ最短の経路を作図して表示します。

サンプルデータ
サンプル道路データ(ネットワークノード接続済み)です。

実際にはラベル表示として「UID」を表示して、その番号を出発キーと到着キーに指定して実行するとわかりやすいです。

・ダウンロード
(アメリカ合衆国カリフォルニア州)

その他の情報
最短路探索を行うにあたり、この機能は次のようにインデックスファイルを作成します。

(例)street.shpの場合

street.shp.ntw1
street.shp.ntw2
street.shp.ntw3
street.shp.ntw4
street.shp.ntw5

これらのファイルは削除しても問題ありません。
(あれば2回目からの探索はもっと高速になります)

 
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