マップチップの表示
マップチップはツールチップやヒントと呼ばれたりしますが、GIS Matildaはマウスポインタが図形にあたる位置の属性をサンプル画面のようにリアルタイムに表示することができます。表示位置についても「ポインタ先のちょっと名前右下」にしており、地味ですが優しい気配りがなされております。

ツール>オプションから設定します。

マップチップを表示するレイヤーの指定はカレントレイヤー(現在、レジェンド側で選択されているレイヤー)で決定します。カレントレイヤーを切り替える事で表示したい目的の属性を素早く確認することが可能です。

マップチップテーブルについて
複数のレイヤー用の定義をするためにテキスト形式でのテーブル化をして利用するようになっています。
属性は複数を並べたり、改行して複数のフィールド名を指定したり、その他のラベルとしての文字列と連結させて表示したりとても柔軟な対応ができます。


(サンプル)
筆界@大字コード=[大字CD]¥n地番=[地番]¥n[現況地目]¥nです
(↓以下、複数のレイヤー分を列記可能です)





※レイヤー名「筆界」のフィールド名「大字CD」のデータを表示して改行を行います。そして次の行に"地番="というテキストに連結してフィールド名「地番」のデータを表示して改行をする。さらに次の行にフィールド名「現況地目」のデータを表示して改行を行い、次の行にテキスト「です」をつける。

という意味になります。

1行は1レイヤー分として記述し、レイヤー数に制限はありません(何行でも必要なレイヤー数量分を指定することができます)
半角@マークは、レイヤー名とマップチップ属性定義の区切り文字です。
¥nは改行を意味します。
小カッコ[]またはブレース{}はフィールド名を意味し、その他の文字列はそのまま出力されます。

フィールドの中のデータそのものに半角@マークや小かっこやブレースがあるとおかしな事になると思いますので、ない状態のデータを利用してください。

ダウンロード
・サンプルテーブル

 
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